auひかりからソフトバンク光の乗り換えは工事あり？比較やアナログ戻しも解説。

「auひかりからソフトバンク光は工事必要？」

「電話番号のアナログ戻しはどうなる？」

「一番費用を節約して乗り換える方法は？」

こう考える方は、この記事を見て下さいね。

まず、auひかりからソフトバンク光の乗り換えをざっくりまとめました。

乗り換え手順は以下の6ステップになります。

auひかりからソフトバンク光の費用は、違約金や初期費用となります。

auひかりからソフトバンク光の費用
auひかりの契約解除料（解約違約金）	ずっとギガ得プラン：4,730円 ギガ得プラン：4,460円 標準プラン：なし
auひかりの撤去工事費	31,680円
ソフトバンク光の初回の事務手数料	3,300円
ソフトバンク光の工事費	0円（工事なし）

以上の通り、乗り換えには費用がかかります。

ただし、乗り換えでかかる費用は「特設ページ」の「限定キャッシュバック」で無料です。

【まず結論】auひかりからソフトバンク光

それでは、簡単なまとめから。

auひかりからソフトバンク光の乗り換えで、工事は必ず実施になります。

理由は、auひかりとソフトバンク光で、電柱にある光ケーブル自体がちがうためです。

つまり、auひかりの光ケーブルを撤去し、ソフトバンク光の光ケーブルを設置する必要があります。

「工事を実施！」と聞くと「面倒だな･･･」と感じるかもしれませんが、乗り換え手順はかんたんです。

やることは、auひかりへの電話と、ソフトバンク光のWeb申し込みの2つのみ。

その他の段取りは業者がやるので、私たちはそれに従えばかんたんに乗り換えられます。

また、工事費や違約金の心配も必要ないです。

「auひかりの撤去工事・違約金」や「ソフトバンク光の開通工事費」は、ソフトバンクが負担してくれます。

さらに、ソフトバンク光には特設ページもあり、乗り換えで約3万円プラスになります。

なので、auひかりからソフトバンク光の乗り換えはとてもお得です。

なお、特設ページはWeb限定です。

以下の専用ページから手続きしてくださいね。

auひかりからソフトバンク光は工事必要（事業者変更不可）

auひかりからソフトバンク光の乗り換えは工事が必要（事業者変更不可）です。

理由をかんたんにまとめました。

乗り換えで工事が必要な理由は？

理由は、auひかりとソフトバンク光は、光回線のケーブル自体が違うためです。

auひかりは「KDDIの光ケーブル」を使い、ソフトバンク光は「NTTフレッツの光ケーブル」を使います。

それぞれのケーブルに互換性は無く、使い回しが出来ないので工事が必要になります。

転用や事業者変更による乗り換えも出来ない

auひかりからソフトバンク光は、転用や事業者変更による乗り換えも出来ません。

そもそも転用や事業者変更は、同じNTT東日本／NTT西日本の光回線で乗り換える手続きだからです。

なお、NTT東日本／NTT西日本の光回線を使う事業者は、何社かありますが、auひかりは含まれません。

SoftBank公式サイトのQ&Aにも解説がありますので、引用します。

【SoftBank光のQ&A】

Q：「事業者変更」とは何ですか？

A：光コラボレーション事業者が提供する光回線（コラボ光回線）を他の光コラボレーション事業者へ契約変更することを「事業者変更」といいます。
現在ご利用している回線設備はそのままご利用できますので、インターネットがご利用できなくなる期間も発生しません。

※引用元：SoftBankの公式サイト

ONUやホームゲートウェイも使い回し不可

auひかりのONUやホームゲートウェイも、ソフトバンク光は使えません。

なので、auひかりのONUやホームゲートウェイは返却して、新しくソフトバンク光のONUをレンタルします。

ソフトバンク光のONUやホームゲートウェイのレンタル代は無料です。

以上が、auひかりからソフトバンク光で工事が必要な理由です。

auひかりからソフトバンク光の乗り換え手順

手順は、auひかりからソフトバンク光の乗り換え手順を6ステップでまとめました。

以上で、乗り換えの手続きは終わりです。

auひかりからソフトバンク光の乗り換え費用は？

auひかりからソフトバンク光の乗り換えに掛かる費用を調べました。

auひかりの契約解除料（解約違約金）

auひかりの契約解除料は、契約期間内に解約するとかかる違約金です。

ホーム（戸建て）は3年、マンションは2年の契約期間が設けられております。

契約期間内にソフトバンク光へ乗り換えると、契約解除料がかかります。

なお、契約満了月、翌月、翌々月の3カ月の間に乗り換えると、契約解除料はかかりません。

auひかりの契約解除料と契約期間、更新期間の関係は以下の通りです。

auひかりの撤去工事費

auひかりの撤去工事費は、光ケーブルの引込線の撤去でかかる費用です。

戸建ての人が、ソフトバンク光へ乗り換えるときにかかります。

撤去工事費は以下の通り、契約時期で変わります。

なお、2018年3月1日以前もしくは2022年7月1日以降にauひかりを契約した人は、撤去なしで設備をそのまま残すことも出来ます。

auひかりの開通工事費の残債

auひかりの開通工事費の分割払いに残債がある人は、ソフトバンク光の乗り換え時に一括で支払います。

auひかりの支払いの回数と工事費の関係は以下の通りです。

例えば、戸建ての人が30カ月でソフトバンク光へ乗り換えた場合、1,178円×6カ月分（7,068円）を一括で支払います。

ソフトバンク光でかかる費用は？

ソフトバンク光の初期費用は、初回の事務手数料の3,300円のみです。

auひかりからの乗り換えの場合、工事費は特典で無料になります。

auひかりからソフトバンク光の費用を節約する

auひかりからソフトバンク光の乗り換えにかかる費用は、キャンペーンで節約できます。

具体的には、auひかりでかかる費用は無料になり、ソフトバンク光の初期費用も補てんできます。

以上が、auひかりからソフトバンク光の乗り換えでかかる費用です。

auひかりからソフトバンク光を一覧表で比較！

改めて、ソフトバンク光とauひかりの比較を一覧表でまとめました。

どちらも、料金はほとんど同じで、初期費用や必要なオプションも同じです。

通信速度はauひかりが速いですが、ソフトバンク光でも日常使いからゲーム、家族での利用も問題ないです。

一方で、大きなちがいはお手持ちのスマホの割引です。

「ソフトバンク光」はソフトバンク、Y!mobileの人がお得な光回線で、「auひかり」はauやUQモバイルの人がお得です。

比較した結果は以下の通りです。

auひかりからソフトバンク光のメリット

乗り換えるメリットは3つあります。

おうち割光セットでスマホ代割引

ソフトバンク光は、おうち割光セットによりソフトバンクとY!mobileのスマホ代が割引になります。

具体的には、ソフトバンクが1,100円／月、Y!mobileが1,650円／月引きです。

また、本人以外の家族も10回線まで割引の対象になります。

なので、この2つのスマホを使う人は、ソフトバンク光がトータルネット代を節約できます。

提供エリアが日本全国になる

auひかりは関西エリアと東海エリア、沖縄はエリア外です。

しかし、ソフトバンク光の提供エリアは日本全国（47都道府県）です。

なので、auひかりがエリア外の地域でも、ソフトバンク光の提供エリア内の可能性が高いです。

引越しや住居の移転を考えている人も、ソフトバンク光がおすすめです。

ソフトバンク光テレビで地デジ・BSが見れる

ソフトバンク光とauひかり共に、テレビサービスがあります。

しかし、どちらもサービス内容がちがいます。

具体的には、ソフトバンク光テレビは地デジやBSが視聴でき、auひかりテレビサービスは専門チャンネルの視聴になります。

言いかえると、auひかりでは地デジは見れません。

具体的なテレビサービスの比較は以下の通りです。

以上が、auひかりからソフトバンク光へ乗り換えるメリットです。

auひかりからソフトバンク光のデメリット

auひかりからソフトバンク光のデメリットを3つまとめました。

auとUQモバイルのスマホ代割引がない

ソフトバンク光へ乗り換えると、auとUQモバイルのスマホ代割引がなくなります。

auひかりは、「auスマートバリュー」と「自宅セット割」が適用になるためです。

なので、auやUQモバイルの人は乗り換えない方がお得です。

auひかりの方が通信速度は速い

実際の速度はauひかりの方が3割くらい速いです。

auひかりは独自の回線を使っていて、通信速度が速くて安定する特徴があるからです。

なので、光回線を料金ではなく速度で選びたい人は「auひかり」を選んでください。

ただし、ソフトバンク光でも下りが313Mbpsと十分速いです。

なので、動画やアプリ、ゲームなどは、ソフトバンク光の速度でも問題なく使えます。

auひかりのプロバイダは選べない

auひかりでは、8社の中からプロバイダを選べました。

しかし、ソフトバンク光のプロバイダはソフトバンク（Yahoo!BB）のみです。

なので、今までauひかりで使っていたプロバイダのサービスは、ソフトバンク光では使えません。

例えば、メールサービスやホームページ、専用サポートです。

一方で、普段から利用していない人は、デメリットにはなりません。

以上が、auひかりからソフトバンク光へ乗り換えるデメリットです。

auひかりからソフトバンク光のよくある質問【Q&A】

最後に、auひかりからの乗り換えの注意点です。

固定電話の番号は引き継ぎ（番号ポータビリティ）できる？

固定電話番号は、引き継ぎできるケースと引き継ぎできないケースがあります。

それぞれ、電話番号をどこで発番したか？で変わります。

元々、NTTの固定電話番号（アナログ回線）をauひかりで使っていた場合は、引き継ぎできます。

しかし、auひかりで新しく取った電話番号を使っている場合は、引き継ぎできないです。

この場合は、新しくソフトバンク光で電話番号を取る必要があります。

auの解約は電話（もしくは店頭）になりますが、そのときにオペレーターに相談してくださいね。

【参考】NTTへの加入権のチェック方法

元々、NTTの固定電話の番号を使っているか？（NTTに加入権があるか？）は、NTTへ問い合わせれば分かります。

乗り換え前にチェックしたい場合は、NTTに電話で問い合わせしてみてください。

auひかりのプロバイダサービスはそのまま使える？

独自のサービスを展開しているプロバイダもあります。

以下のようなサービスです。

メールアドレスやサーバで必要なデータがあれば、解約前にご自身のパソコンに移して起きましょう。

なお、セキュリティサービスはソフトバンクにもあります。

auひかりの撤去工事は必要？

auひかりの解約は回線の撤去と機器の返却が必要です。

以前のauひかりは、回線の撤去工事は任意でしたが、2018年3月1日より必要になりました。

日程は解約時に調整しましょう。

ネットが使えない期間はある？

auひかりを解約するので、しばらく使えなくなるのでは？と、考えるかもしれません。

しかし、ネットが使えなくなる期間はほぼありません。

ソフトバンク光には、Wi-Fiルーターの無料レンタルがあるためです。

ソフトバンク光の契約時にレンタルをお願いすれば、ネットが使えない期間がほぼなしで乗り換えられます。

【まとめ】auひかりからソフトバンク光

さてこの記事では、auひかりからソフトバンク光へ乗り換えと比較をまとめしました。

必要な準備をすれば、電話とネットで切り替えができます。

これを機会にぜひ乗り換えてくださいね。