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光回線のIPv6とIPv4のちがいとは?PPPoEやIPoE、IPv4 over IPv6も比較。

2023年8月29日

光回線のIPv6とIPv4のちがいとは?PPPoEやIPoE、IPv4 over IPv6も比較【アイキャッチ画像】


「光回線のIPv6やIPv4のちがいとは?」

「PPPoEやIPoE、IPv4 over IPv6、v6プラスで何がちがう?」

こう考える方は、この記事を見てくださいね。

 

もり

こんにちは!管理人のもりです。

この記事では、光回線のIPv6とIPv4のちがいや、PPPoE、IPoE、IPv4 over IPv6、v6プラスを比較します。

IPoE/IPv4 over IPv6の最新規格に対応する光回線も調べました。

 

この記事の内容

  • 光回線のIPv6とIPv4、IPv4 over IPv6ちがいとは?
  • 光回線のPPPoEやIPoEの接続方式の違いとは?
  • IPoE+IPv4 over IPv6対応のおすすめ光回線は?
  • v6プラスやTransix、クロスパスのちがいとは?

 

もり

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それでは解説していきます。

 

光回線のIPv6とIPv4、IPv4 over IPv6のちがいとは?

 

光回線のIPv6とIPv4、IPv4 over IPv6ちがいをまとめました。

 

IPv4とは?

IPv4とは「Internet Protocol version 4(インターネットプロトコルバージョン4)」の略です。

 

インターネットプロトコルとは、通信プロトコルのことで通信規格の事です。

つまり、インターネットの通信はIPv4と呼ばれる、決められた規格の中で通信できます。

 

また、version 4(バージョン4)は、インターネットプロトコルとして、4番目に開発されたものです。

IPのバージョン0から3は、バージョン4の開発途中の規格で、一般的に広く使われたのがIPv4です。

 

特徴は、IPv4アドレス(2ビット×32桁)あり、固有のIPアドレスが43億個存在できることです。

インターネットの利用時は、以下のような32桁のIPv4アドレスを通じて通信します。

【IPv4アドレス(2ビット×32桁)のイメージ図】

IPv4アドレスのイメージ図

※引用元:BLUECAT

 

IPv4は幅広い機器に使われている通信規格で、対応する機器が多いです。

一方で、固有のIPアドレスが43億個しか存在できないので、インターネット機器が世界中で増えると、IPv4のアドレス数が枯渇する問題があります。

 

IPv6とは?

IPv6とはInternet Protocol version 6(インターネットプロトコルバージョン6)」の略で、IPv4の後継のバージョンになります。

一番の特徴は、IPv6アドレスの数がIPv4よりもはるかに多い事です。

 

具体的には、IPv6アドレス数は128桁の2進数となり、約340澗(1澗は1兆×1兆×1兆)個になります。

なので、IPv4のように実質的にはアドレス数が枯渇する心配がありません。

 

一方で、IPv6アドレスはIPv4アドレスよりも歴史が浅いので、対応する機器が少ないです。

ただし、スマホやパソコンなどIPv6に対応する機器は年々増えており、現行モデルはほぼ対応済みです。

 

なお、IPv6アドレスは通常、16進数×32桁で表記されます。

【IPv6アドレスの表記】

IPv6アドレスの表記(2進数と16進数)

※引用元:ネットワークエンジニアとして

 

IPv4 over IPv6とは?

IPv4 over IPv6とは、IPv4の通信をIPv6のネットワークで実施することです。

 

IPv4は対応する通信機器が多いので、混雑しやすいデメリットがありました。

しかし、混雑しづらいIPv6のネットワークでIPv4の通信を実施することで、混雑を回避できるメリットがあります。

 

かんたんに言うと、IPv4 over IPv6を使うことでインターネットが遅くなりにくいです。

また、IPv4のみ対応の機器でもIPv6を通して通信できるので、繋がらない心配もありません。

 

IPv4 over IPv6のイメージ図もまとめました。

【IPv4 over IPv6のイメージ図】

 

以上が、IPv6とIPv4、IPv4 over IPv6のちがいです。

 

もり

IPv6とIPv4はアドレス数や対応するインターネットの機器にちがいがあります。

IPv4 over IPv6は、IPv4の通信をIPv6のネットワークで行う技術です。

 

 

 

光回線のPPPoEとIPoEの接続方式のちがいは?

 

光回線のPPPoEとIPoEの接続方式の違いも解説します。

【PPPoEとIPoEの2つの接続方式の比較】

IPv4(PPPoE)とIPv6(IPoE)の違いを比較した図

※引用元:NTT公式サイト

接続方式のちがい
PPPoE IPoE
特徴 時間帯により混雑しやすい 時間帯に限らず安定
最大通信速度 1Gbps 10Gbps
通信規格 IPv4 IPv6

 

PPPoE方式(トンネル方式)はIPv4で繋がる従来の接続方式

PPPoE方式(トンネル方式)とは「Point-to-Point Protocol over Ethernet」の略で、IPv4で繋がる従来の接続方式のことです。

主に電話回線を使って1対1の通信で利用されている通信規格です。

 

特徴は、モデムなどのネットワーク終端装置を必ず通過し、インターネット接続時にユーザーIDとパスワードが必要になる事です。

ただし通常は、自動的にユーザーIDとパスワードが入力されるので、利用者は意識しません。

 

なお、通信量が増えると、ネットワーク終端装置を通過することで遅くなりやすい特徴もあります。

PPPoE接続では、最大1Gbpsで通信できて、IPv4とIPv6の両方の通信規格に対応します。

 

IPoE方式(ネイティブ方式)はIPv6で繋がる新しい接続方式

IPoE方式(ネイティブ方式)とは「IP over Ethernet」の略で、IPv6で繋がる新しい接続方式です。

PPPoEとはちがい、ネットワーク終端装置を必要とせず、プロバイダなどの接続事業者から直接インターネットに繋がります。

 

かんたんに言うと、IPoE方式はPPPoE接続方式よりも速くて安定した通信が出来ます。

また、最大通信速度も10GbpsとPPPoE接続の10倍速いです。

 

なお、IPoE方式に対応するWebサイトや機器は年々増えています。

ただし、IPoEの方がPPPoEよりも新しい接続方式であり、従来のPPPoEに接続に対応する機器やWebサイトに繋がらないデメリットもあります。

 

もり

なお、IPoEのPPPoEの対応機器に繋がらないデメリットも、IPv4 over IPv6の技術により解決できます。

IPv4 over IPv6なら、IPv6のネットワークでIPv4やPPPoEに繋がるからです。

 

 

 

光回線はIPoE/IPv4 over IPv6に対応する会社を選ぶ事!

 

光回線はIPoE/IPv4 over IPv6に対応する会社を選んでください。

IPoE方式により従来のPPPoE方式よりも速い通信が出来る上に、IPv4 over IPv6により機器に限らず安定した通信が出来ます。

 

光回線ごとのIPoE/IPv4 over IPv6の対応状況は?

ほとんどの光回線はIPoE/IPv4 over IPv6に対応します。

ただし、光回線ごとに呼び名がちがったり、利用料としてオプション代が発生するケースもあります。

 

改めて一番でまとめました。

【光回線ごとのIPoE/IPv4 over IPv6の対応状況】

光回線 IPoE/IPv4 over IPv6対応
(名称)
IPoE/IPv4 over IPv6
利用料
ソフトバンク光

(IPv6高速ハイブリッド)
無料
ドコモ光

(IPoE/IPv4 over IPv6※1)
無料
楽天ひかり

(IPv6接続/クロスパス)
無料
ビッグローブ光

(IPv6オプション)
無料
おてがる光

(IPv6オプション)
165円/月
enひかり

(enひかり「v6プラス」※2)
198円/月
@nifty光

(@nifty v6サービス)
無料
GMOとくとくbb光

(v6プラス)
無料
exciteMEC光

(IPoE(IPv4 over IPv6))
無料
フレッツ光

(IPoE/IPv4 over IPv6※1)
無料

※1:選ぶプロバイダで呼び名は変わります
※2:enひかり「transix」、enひかり「Xpass」も選択可
※3:全て税込表記

 

以上の通り、ほとんどの光回線はIPoE/IPv4 over IPv6の方式に対応します。

 

光回線によってはIPv4/IPv6デュアルスタック方式を採用

光回線によっては、IPoE/IPv4 over IPv6では無くIPv4/IPv6デュアルスタック方式を採用しています。

そもそもIPoE/IPv4 over IPv6は、フレッツ光回線網のみの方式のためです。

 

なので、フレッツ光回線網以外の独自回線をもつ光回線では、基本的にはIPv4/IPv6デュアルスタック方式です。

なお、IPv4/IPv6デュアルスタック方式でも、IPoE/IPv4 over IPv6のように高速で安定した通信が出来ます。

 

改めて、一覧でまとめました。

【光回線ごとのIPv4/IPv6デュアルスタックの対応状況】

光回線 IPv4/IPv6デュアルスタック対応
(名称)
IPv4/IPv6デュアルスタック
利用料
auひかり
IPv4/IPv6デュアルスタック 無料
JCOM
IPv4/IPv6デュアルスタック 無料
eo光
IPv4/IPv6デュアルスタック 無料
コミュファ光
デュアルスタック方式 無料
BBIQ
デュアルスタック方式 無料
メガ・エッグ
デュアルスタック方式 無料
ピカラ光
デュアルスタック方式 無料
NURO光
デュアルスタック方式 無料

 

以上の光回線はIPv4/IPv6デュアルスタック方式を採用しますが、IPv4 over IPv6と同様に速くて安定した通信が出来ます。

 

IPoE/IPv4 over IPv6がおすすめの光回線は?

光回線は、ご自身の用途によって選びます。

選ぶ方法としては「通信速度の速さ」「月額料金の安さ」「特典のお得さ」などが選ぶ基準となります。

 

参考までに、おすすめの光回線ランキングTOP3をまとめました。

通信速度の速さランキングTOP3

通信速度の速さは、NURO光、auひかり、exciteMEC光の順で速いです。

比較結果は以下の通りです。

【通信速度の速さランキングTOP3】

順位 光回線
(限定特典サイト)
通信速度
(下りの実測)
1位 NURO光
584Mbps
2位 auひかり
525Mbps
3位 exciteMEC光
391Mbps

 

月額料金の安さランキングTOP3

月額料金の安さは、GMOとくとくBB光、おてがる光、enひかりの順で安いです。

enひかりのマンションは若干安いものの、工事費無料やキャッシュバックキャンペーンが無いので3位にしました。

【通信速度の速さランキングTOP3】

順位 光回線
(限定特典サイト)
月額料金
(戸建て)
月額料金
(マンション)
1位 GMOとくとくbb光
4,818円 3,773円
2位 おてがる光
4,873円(※1) 3,773円
3位 enひかり
4,818円(※2)
3,718円

※1:IPv6オプション利用料の165円/月を含む
※2:v6プラス利用料の198円/月を含む
※3:全て税込表記

 

キャッシュバックのお得さランキングTOP3

キャッシュバックのお得さランキングは、auひかり、NURO光、ソフトバンク光の順です。

どの光回線も工事費無料ですが、auひかりが一番高額のキャッシュバックをもらえます。

【キャッシュバックのお得さランキングTOP3】

順位 光回線
(限定特典サイト)
キャッシュバック金額 工事費
1位 auひかり
72,000円 工事費無料
2位 NURO光
45,000円 工事費無料
3位 ソフトバンク光
40,000円
工事費無料

 

もり

なお、キャッシュバックのランキング比較は、以下の記事でも詳しくまとめました。

参考にしてくださいね。

 

 

 

光回線のv6プラスやTransix、IPv6オプション等の名称のちがいは?

 

結論を言うと、光回線のv6プラスやTransix、IPv6オプションなどの名称に大きなちがいはありません。

 

どれも、光回線を安定して使うための、IPv4 over IPv6の技術だからです。

技術的には同じですが、技術提供する会社や採用する光回線事業者がちがいます。

 

また、IPoE方式にも、技術を提供する会社によって名称があります。

IPv4 over IPv6とIPoE方式の提供事業者を調べてまとめました。

 

IPoE/IPv4 over IPv6を提供する事業者を比較

各名称のちがいは、技術を提供する会社と、光回線業者です。

例えば、「v6プラス」なら、技術提供は「JPIX株式会社」であり、採用する光回線事業者は「ドコモ光」や「@nifty光」です。

 

Transixなら技術提供はインターネットマルチフィード株式会社であり、光回線事業者はexciteMEC光やIIJmio光が採用しています。

他の技術と代表的な光回線業者、プロバイダもまとめておきました。

【IPoE/IPv4 over IPv6技術と提供会社、光回線事業者】

IPv4 over IPv6技術の名称 技術提供 光回線事業者
v6プラス JPIX株式会社 ドコモ光
@nifty光
enひかり
おてがる光
GMOとくとくBB光
Xpass(クロスパス) アルテリア・ネットワークス株式会社 楽天ひかり
enひかり
Transix(DS-Lite) インターネットマルチフィード株式会社 enひかり
IIJmio光
IPv6オプション ビッグローブ株式会社 ビッグローブ光
IPv6高速ハイブリッド BBIX株式会社 ソフトバンク光
v6コネクト 株式会社朝日ネット AsahiNet光など
OCNバーチャルコネクト
NTTコミュニケーションズ株式会社 ドコモ光など

 

このとおり、技術は全てIPoE/IPv4 over IPv6の高速通信技術ですが、技術提供や光回線事業者がちがいます。

 

利用者に関係するちがいはあるか?

一番大きなちがいは、対応するルーターです。

IPv6高速ハイブリッドは、ソフトバンク光が提供する光BBユニットのみ使えるサービスです。

 

一方で、v6プラスやDS-Liteは、市販のルーターが対応します。

また、通信速度も変わりますが、実測は各光回線の実測値を参考にしてください。

 

改めて、ユーザーから見たちがいをまとめました。

【IPv4 over IPv6のユーザーから見た違い】

IPoE/IPv4 over IPv6の名称 利用するルーター
v6プラス バッファロー
NEC
IO-DATA
その他市販ルーター
Xpass(クロスパス)
Transix(DS-Lite)
IPv6オプション
v6コネクト
OCNバーチャルコネクト
IPv6高速ハイブリッド 光BBユニットのみ

 

この通り、最大通信速度は同じで、ちがいはルーターのみ。

回線変更を考えている方でも、ルーターを変えればそのままパソコンやスマホ、PS4でも使えます。

 

以上が、v6プラスやTransix、IPv6オプション等の名称の違いのまとめです。

 

もり

IPv4 over IPv6は提供事業者によって、v6プラスなどの名称があります。

しかし、IPv4の通信をIPv6で利用する技術は同じです。

 

 

 

光回線のIPoE/IPv4 over IPv6の利用はルーター選びに注意

 

光回線のIPoE/IPv4 over IPv6の利用には、ルーター選びに注意が必要です。

理由は、非対応のルーターを利用すると、IPoE/IPv4 over IPv6が使えず、通信速度が想定よりも遅くなるからです。

 

IPoE/IPv4 over IPv6の対応ルーターの調べ方は?

IPoE/IPv4 over IPv6の対応ルーターは、各光回線のホームページまたはIPv4 over IPv6提供事業者のホームページから分かります。

IPoE/IPv4 over IPv6の対応ルーターの調べ方をまとめました。

【IPoE/IPv4 over IPv6の対応ルーターとルーターの一例】

ルーターの提供会社 対応ルーターの調べ方 対応ルーターの一例
BUFFALO IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応確認済みリスト WSR-3200AX4B-BK
I-O DATA IPv6(IPoE)接続動作確認済みサービス一覧&対応機器 WN-DAX3600QR
NECプラットフォームズ IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)接続確認済みリスト Aterm WX3000HP2
エレコム 動作確認済みIPv6(IPoE)接続サービス対応表 WRC-X3200GST3-B
TP-Link IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応確認済みリスト Archer AX3000

※v6コネクトのみ非対応のものが多いので、HPをチェックしてください。

 

IPoE/IPv4 over IPv6におすすめのルーターは?

おすすめのIPoE/IPv4 over IPv6対応市販ルーターは、バッファローの「WSR-3200AX4S-BK」です。

プロバイダのレンタルルーターよりもスペックが高く、値段も1万円前後と購入しやすいです。

 

 

なお、バッファロー以外のメーカーでもIPv6のルーターは販売しています。

例えば、エレコムやNEC、IO-DATA、ASUSなど、ほとんどのメーカーです。

 

なお、光回線の中にはルーターを無料プレゼントまたはレンタルしてくれる事業者もあります。

詳しくは、以下の記事でまとめました。

 

 

IPv6高速ハイブリッド対応ルーターは「光BBユニット」のみ

ソフトバンク光の光BBユニット

 

ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッドのみ、対応ルーターは「光BBユニットのみ」になります。

光BBユニットとは、ソフトバンク光専用のルーターで、レンタル品です。

 

ソフトバンク光公式ページのIPv6高速ハイブリッドの条件を確認しましたが、「光BBユニットのレンタルが必要」と、書かれていました。

【SoftBank 光の条件】

・ご利用サービスが「SoftBank 光」であること
・IPv6 IPoE + IPv4 (IPv6高速ハイブリッド)接続方式は、光BBユニットのレンタルが必要になります。
・SoftBank 光回線であれば、すべてのサービスでご利用できます。

※引用元:【公式】IPv6について

 

なので、ソフトバンク光を契約する人のみ、市販ルーターでは無く、光BBユニットをレンタルしてください。

以上が、IPoE/IPv4 over IPv6のルーター選びの注意点です。

 

もり

IPoE/IPv4 over IPv6は対応ルーターを利用してください。

現行品では対応済のものが多いですが、念のため公式サイトでの確認をおすすめします。

 

 

 

光回線のIPoE/IPv4 over IPv6の解説と提供事業者の紹介

 

最後に、IPv4 over IPv6の解説と提供事業者を紹介して終わります。

 

「v6プラス」はJPIX株式会社

v6プラスはドコモ光など光回線に幅広く使われる通信技術で、技術提供は日本インターネットエクスチェンジ株式会社(JPIX株式会社)です。

NTTフレッツ光の通信網でIPoEによりIPv6とIPv4のデュアルスタックでの通信をします。

 

つまり、v6プラスはIPoEとIPv4 over IPv6が合わさった通信技術になります。

v6プラスのイメージ図をJPIX株式会社の公式サイトから引用しました。

【v6プラスの説明】

ipneのv6プラスの説明

※引用元:JPIX公式ページより

 

「Transix(DS-Lite)」はインターネットマルチフィード株式会社

Transix(DS-Lite)はインターネットマルチフィード株式会社が提供する、IPoE+IPv4 over IPv6接続サービスです。

インターネットマルチフィード株式会社は、朝日新聞社、伊藤忠商事、IIJなどが出資する会社です。

 

IPoE接続により速く、IPv4 over IPv6により機器にかかわらず安定した通信ができます。

【Transix(DS-Lite)】

transixの説明

※引用元:mfeed公式ページより

 

v6プラスとの一番の違いは、グローバルアドレスへの変換がISPで行われることです。

他の2つは、ルーター内でISP変換が行われます。

 

つまり、固定IPの利用やポート開放は、DS-Liteでは対応できないです。

その場合は、v6プラスの提供事業者を選びましょう。

 

なお、TransixとDS-Liteは併記されていることが多いですが、どちらも同じ意味です。

Transixはサービス名称、DS-Liteはサービスの基になっている技術規格の名称です。

 

「Xpass(クロスパス)」はアルテリア・ネットワークス株式会社

クロスパスのロゴ

Xpass(クロスパス)はアルテリア・ネットワークス株式会社が提供する、IPoE+IPv4 over IPv6の接続サービスです。

楽天ひかりやenひかりなど、一部の光回線事業者やプロバイダが採用しています。

 

他の接続サービスと同様に、NTTフレッツ光の回線網でIPoE+IPv4 over IPv6の通信を実現します。

【Xpass(クロスパス)】

クロスパスの接続イメージ図

※引用元:アルテリア・ネットワークス株式会社公式サイト

 

注意したいのは、クロスパスは他のIPoE+IPv4 over IPv6よりも新しいサービスのため、ルーターは順次対応中であることです。

なので、楽天ひかりやenひかりを契約する人は、対応ルーターに注意してください。

 

「IPv6オプション」はビッグローブ株式会社

IPv6オプションは、ビッグローブ株式会社が提供するIPoE+IPv4 over IPv6のサービスです。

ビッグローブ光にのみ採用されています。

 

IPoE+IPv4 over IPv6サービスは通常、OEMで利用されるケースが多いですが、ビッグローブ光の場合は自社で開発した技術を利用しています。

対応ルーターはv6プラスのものと同じなので、乗り換える人もそのままルーターが使えます。

 

「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」はBBIX株式会社

IPv6高速ハイブリッドは、BBIX株式会社が技術提供しており、ソフトバンク光のみ利用されています。

イメージ図をソフトバンク光公式サイトから引用しました。

【IPv6高速ハイブリッド】

IPv6高速ハイブリッドのイメージ図

※引用元:ソフトバンク光公式サイト

 

他との一番のちがいは、IPv6高速ハイブリッドの対応ルーターは「光BBユニットのみ」であることです。

つまり、市販ルーターでIPv6高速ハイブリッドは使えません。

 

また、IPv6高速ハイブリッドを採用するのはソフトバンク光のみなので光BBユニットの使い回しも出来ないので注意してください。

 

「v6コネクト」は株式会社朝日ネット

v6コネクトは株式会社朝日ネットが技術提供するIPoE+IPv4 over IPv6の接続サービスです。

サービス内容は他と同様ですが、IPv4 over IPv6接続の方式を「DS-Lite」方式と「IPIP」方式の2種類からオプション選択できます。

 

DS-LiteはTransixなどと同じですが、IPIPは固定IPも使えるサービスです。

なので、自社サーバーなどを保有し、IPv6で固定IPアドレスが必要な人には最適なサービスになります。

【朝日ネットのv6コネクト】

※引用元:v6コネクト|ASAHIネット公式サイト

 

注意点としては、v6コネクトはIPoE+IPv4 over IPv6の最後発のサービスであることです。

つまり、他のサービスよりも対応ルーターが一番少ないので注意してください。

 

「OCNバーチャルコネクト」はNTTコミュニケーションズ株式会社

OCNバーチャルコネクトは、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供するIPoE+IPv4 over IPv6のサービスです。

ドコモ光やDTI光など、一部の光回線がOCNバーチャルコネクトを利用しています。

【OCNバーチャルコネクト】

OCNバーチャルコネクトのイメージ図

※引用元:NTTコミュニケーションズ公式サイト

 

もり

以上で技術のご紹介を終わります!

 

 

 

【まとめ】光回線のIPv6とIPv4のちがい

 

さてこの記事では、光回線のIPv6とIPv4のちがいを、IPoEやIPv4 over IPv6と共にご紹介しました。

改めて、ポイントを2つまとめました。

この記事のまとめ

  • 光回線のIPv6とIPv4、IPv4 over IPv6のちがいとは?
    ・IPv4は従来の規格、PPPoE方式で繋がる
    ・IPv6は新しい規格、IPoE方式で繋がる
  • 光回線はIPoE/IPv4 over IPv6に対応する会社を選ぶ事
    ・ほとんどの光回線はIPoE/IPv4 over IPv6に対応
    ・一部の光回線はIPv4/IPv6デュアルスタック方式に対応
  • v6プラスやTransix、IPv6オプションなどのちがいは?
    ・全て同じIPoE/IPv4 over IPv6の技術
    ・提供する会社が違う
  • 光回線はIPoE/IPv4 over IPv6に対応するルーターを選ぶ事

 

以上で、まとめを終わります。

 

もり

最後に、各光回線にはそれぞれお得な申込特典がありますので、以下の特設ページを参考にしてください。

限定キャッシュバック付きにのお得な専用ページです。

 

 

 

  • この記事を書いた人

もり@元社畜エンジニア

2005年からエンジニアとして13年間、家電メーカーに勤務しました。 2018年からは個人事業主として独立し、光回線のサイトを立ち上げて運営しています。
⇒詳しいプロフィールへ

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