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光回線が100Mbpsしか出ない!100Mbpsを超えない理由や遅いときの対処法は?

2023年9月6日

光回線が100Mbpsしか出ない!100Mbpsを超えない理由や遅いときの対処法は?【アイキャッチ画像】


「光回線が100Mbpsしか出ない。」

「100Mbpsを超えない理由や遅いときの対処法は?」

こう考える人は、この記事を見てくださいね。

 

もり

こんにちは!管理人のもりです。

この記事では、光回線が100Mbpsしか出ない原因、遅い理由や対処法をまとめました。

 

この記事の内容

 

もり

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それでは解説していきます。

 

光回線が100Mbpsしか出ない!遅い原因や理由は?

 

光回線が100Mbpsしか出ない人へ、遅い原因や考えられる理由を9個まとめました。

 

 

【理由1】LANケーブルに「CAT 5(カテゴリ5)」を使用

LANケーブルにはカテゴリ(規格)があり、古い「CAT 5」の規格だと速い通信が出来ないです。

理由は、カテゴリごとに最大通信速度が決まっているからです。

 

例えば、カテゴリ5のケーブルを使うと、最大100Mbpsの通信しか出来なくるので、遅くなります。

カテゴリはケーブルに書かれているので、確認してみて下さい。

【LANケーブルのカテゴリを確認】

ケーブルのカテゴリを確認する

 

参考までにカテゴリと通信速度の関係を表でご紹介します。

カテゴリが上がるほど通信速度が速くなります。

【LANケーブルの規格と通信速度の関係】

規格 表記 通信速度 伝送帯域
カテゴリ5 CAT.5 100Mbps 100MHz
カテゴリ5e CAT.5e 1Gbps 100MHz
カテゴリ6 CAT.6 1Gbps 250MHz
カテゴリ6A CAT.6A 10Gbps 500MHz
カテゴリ7 CAT.7 10Gbps 600MHz
カテゴリ7A CAT.7A 10Gbps 1,000MHz
カテゴリ8 CAT.8 40Gbps 2,000MHz

 

【理由2】Wi-Fiルーターからスマホやパソコンが遠い

Wi-Fiルーターは電波なので、距離と周波数の2乗に比例して減衰していきます。

かんたんに言うと、Wi-Fiルーターから離れれば離れるほど、Wi-Fiの電波は弱くなります。

 

あくまで実験ですが、左下の図は、周波数が2.4GHzの場合の距離(m)に対する損失(dB)のグラフの例です。

以下のようにWi-Fiの距離が離れれば離れるほど、電波は弱くなり、通信速度は遅くなりやすいです。

電波の距離と損失の関係

※引用元:IBSJapan公式サイト

 

【理由3】「IPv4(PPPoE)」でインターネットに接続

IPv4(PPPPoE)でインターネットに接続しても、通信速度は遅くなりやすいです。

IPv4(PPPPoE)とは今の1つ前の古い規格の事で、現在はIPv6での接続が最新規格になるからです。

 

IPv4(PPPoE)の古い規格で繋がる原因は、「プロバイダが対応していない」や「ルーターが古い」などが考えられます。

特に、Wi-FiルーターがIPv6に非対応だと通信が遅くなりやすいので要注意です。

 

光回線のIPv6とIPv4のちがいは、別の記事でも詳しくまとめました。

 

 

【理由4】Wi-Fiルーターの周波数を「2.4GHz」で利用

Wi-Fiルーターは、2.4GHzまたは5GHzでスマホやパソコンと繋がります。

基本的に、2.4GHzは5GHzよりも通信速度は遅いです。

 

例えば、以下のバッファロールーターは2.4GHzの最大通信速度は574Mbpsで、5GHzは1201Mbpsになります。

つまり、2.4GHzの通信速度は5GHzに比べて約半分です。

【バッファロールーターの2.4GHzと5GHzの通信速度】

バッファロールーターの一例

 

なお、古いルーターには5GHzに非対応のものもあるので注意してください。

 

【理由5】Wi-Fiルーターの周波数を「5GHz」で利用

Wi-Fiは2.4GHzとは逆に、5GHzを利用しても遅くなるケースがあります。

5GHzは2.4GHzと比べて長い距離の通信や障害物に弱いため、離れた部屋や別の階では遅くなりやすいです。

 

これは、周波数の特性によるもので、どのルーターや光回線を使っても同じです。

なので、場合によっては5GHzよりも2.4GHzを利用した方が、通信が安定するかも知れません。

 

【理由6】配線方式が「VDSL方式」か「LAN配線方式」

マンションの配線方式がVDSL方式またはLAN配線方式だと、最大通信速度が100Mbpsになります。

つまり、光回線が1ギガでもマンションの建物によっては、通信速度が100Mbpsを超えることはありません。

 

なお、マンションにはVDSL方式、LAN配線方式、光配線方式の3種類の配線方式があります。

ご自宅の配線方式は、フレッツ光の公式サイトまたは壁に備え付けられているコンセントで分かります。

【マンションの配線方式の見分け方】

 

 

【理由7】スマホやパソコンなどのインターネット機器が古い

スマホやパソコンのインターネット機器が古いと、通信速度が遅くなります。

例えばiPhoneは、バージョンによりWi-Fiの規格が違うので、最大通信速度が変わります。

 

以下の通り、古いバージョンほど対応するWi-Fi規格が少なくなるので、速度が遅くなります。

【iPhoneのバージョンとWi-Fiの規格の関係】

iPhoneのバージョン Wi-Fiの規格
iPhone 11、iPhoneSE(第2世代)以降 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax
(Wi-Fi 6:最新規格)
iPhone 6~iPhone XS Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
(Wi-Fi 5)
iPhone 3G~iPhone 5s Wi-Fi 802.11a/b/g/n
(Wi-Fi 4)

 

【理由8】光回線の「開通直後(工事後すぐ)」である

光回線の開通直後(工事後すぐ)の場合は、通信速度が遅くなる事もあります。

理由は、開通後に光回線(プロバイダ)で、IPv6の接続設定をするためです。

 

例えば、ビッグローブ光の場合は、工事直後はIPv4へつながり、4~5日経過した後にIPv6へつながります。

【ビッグローブ光のIPv6へつながるタイミング】

ビッグローブ光がIPv6に繋がるまで

※引用元:ビッグローブ光公式サイト

 

IPv4でも通信できますが、IPv6の方が通信速度は速いです。

なので、開通直後はインターネットにつながるものの、遅くなる可能性があります。

 

【理由9】光回線(プロバイダ)そのものが遅い

光回線またはプロバイダそのものが遅い可能性もあります。

光回線は基本的には安定して速いですが、プロバイダにより100Mbpsくらいは変動するからです。

 

例えば、ソフトバンク光の利用者の実測は312Mbpsですが、 楽天ひかりは230Mbpsです。

【光回線の通信速度の比較】

光回線 実測(下り)
ソフトバンク光 312Mbps
楽天ひかり 230Mbps
速度差 82Mbps

 

以上のように、光回線(プロバイダ)によっても通信速度に差が出ます。

 

もり

光回線の通信速度が100Mbpsしか出ない理由や遅い原因はいくつか考えられます。

1つずつチェックしてみてください。

 

 

 

光回線が100Mbpsしか出ないときの対処法【すぐ出来る事】

 

光回線が100Mbpsしか出ない時の対処法もまとめました。

まずは、すぐに出来る対処法からご紹介します。

 

 

【対処法1】Wi-Fiの周波数帯を切り替える(2.4GHz⇔5GHz)

周波数帯を2.4GHz帯で使っていた人は、5GHz帯に切り替えて使ってみてください。

2.4GHzは他の機器でも使っていることが多く、競合する可能性が高いためです。

 

一方で、5GHz帯の周波数を使っていた人は、2.4GHzに切り替えてみてください。

5GHz帯は競合が少ない一方で、障害物に弱いデメリットがあります。

 

2.4GHzと5GHzは、ホームゲートウェイのSSIDを選ぶことでかんたんに切り替わります。

【2.4GHzと5GHzを変えて通信する(例:バッファロールーター)】

 

以上の通り、周波数帯を切り替えて接続してみてくださいね。

 

【対処法2】Wi-Fiルーターをパソコンやスマホの近くへ配置

Wi-Fiルーターをスマホやパソコン、ゲーム機の近くへ配置してみてください。

Wi-Fiはルーターとの距離が遠いほど弱くなりやすく上、障害物や他の電子機器と干渉する可能性もあります。

 

Wi-Fiルーターとスマホやパソコンの間には何も置かず、なるべく近い距離でWi-Fiを使ってください。

ルーターとは別の部屋で使っている人は、一度同じ部屋で使ってみて下さい。

 

【対処法3】開通工事からしばらく待って再度つなぐ

開通工事からしばらく待って、再度つなぐ方法も有効です。

開通工事の直後は、プロバイダまたは機器でインターネットの設定が完了していない可能性があるためです。

 

例えば、光回線が100Mbpsしか出ない原因でも紹介したとおり、ビッグローブ光は開通工事からIPv6の接続まで4~5日かかります。

光回線によっては公式サイトに、「30分待ってからつなぐ」と記載がある光回線もあります。

【工事完了から30分待つ事と書かれた光回線】

光回線は30分待つだけで設定が完了する

※引用元:GMOとくとくBB光公式サイト

 

【対処法4】プロバイダのIPv6へ申し込む

光回線は、IPv6に繋がっていないと遅くなりやすいです。

特にNTTフレッツ回線系の光回線は、IPv4 over IPv6(v6プラスなど)につながらないと、本来の通信速度が出ません。

 

最近の光回線やプロバイダは、自動でつないでくれるものも多いですが、申し込みが別途必要な光回線もあります。

以下のリンクまたは、各光回線のIPv6の接続判定サイトへ移動し、「IPv4 over IPv6」につながっているか確認してください。

⇒http://v6v4.net/

 

繋がらない場合は、プロバイダへIPv4 over IPv6の申し込みやv6プラスに対応したルーターの購入が必要になります。

 

以上が、光回線が100Mbpsしか出ないときの、すぐに出来る対処法です。

 

もり

すぐに出来る対処法は、どれもすぐに実施できます。

1つずつ確認してください。

 

 

 

光回線が100Mbpsしか出ないときの対処法【機器の購入必要】

 

光回線が100Mbpsしか出ないときの対処法として、機器の購入が必要なケースもあります。

機器の購入が必要な対処法を4つまとめました。

 

 

【対処法1】CAT6A以上のLANケーブルを購入する

ご自身で購入する人は、CAT6A以上のLANケーブルを購入してください。

LANケーブルのパッケージには、大きくカテゴリ表記があるのですぐに分かります。

【LANケーブルのパッケージを確認】

LANケーブルを選ぶときはパッケージの表記を確認する

 

カテゴリが分からない人は、以下のBUFFALOのLANケーブルをおすすめします。

CAT6AのLANケーブルで、コネクタのツメが折れにくいです。

 

 

【対処法2】IPv6対応/Wi-Fi 6対応のルーターを購入する

古いルーターの中には、IPv6やWi-Fi 6の最新規格に対応しないものもあります。

基本的には、最新規格に対応したルーターを使うことで、通信速度は速くて安定します。

 

「IPv6対応/Wi-Fi 6対応」はルーターのパッケージに書かれているので、見ればすぐに分かります。

【IPv6対応/Wi-Fi 6対応のルーター】

ルーターのWi-Fi 6やIPv6対応はパッケージに記載あり

 

なお、おすすめのWi-Fi 6/IPv6対応ルーターは「BUFFALO:WSR-3200AX4S」です。

最大通信速度が2401Mbpsと速く、3階建の戸建てや4LDKのマンションでも使えるWi-Fiエリアの広さがあります。

 

 

【対処法3】中継器またはメッシュWi-Fiを増設する

中継器またはメッシュWi-Fiを増設することで、Wi-Fiのエリアが広がるので遠い距離や別の部屋でも遅くなりづらいです。

どちらも、Wi-Fiのエリアを広げるための機器になります。

 

中継器は1台から購入できて、中程度の範囲を広げるために使う機器です。

なので、戸建ての3階建てやマンションの4LDKくらいの範囲でWi-Fiエリアを広げるのに適しています。

 

一方でメッシュWi-Fiは、親機と子機の2台を購入して設置するタイプで、広範囲にWi-Fiエリアを確保できます。

つまり、中継器でも届かないエリアや、さらに安定してWi-Fiを確保したい場合に使います。

 

おすすめのメッシュWi-Fiはバッファローの「Easy Mesh」です。

ルーターがメッシュWi-Fiとして流用できて、子機を設置することで家中で繋がります。

 

光回線の中継器の選び方やおすすめは、以下の記事でまとめました。

 

 

【対処法4】スマホやパソコンを新しいものにする

スマホやパソコンを新しいものにすることで、Wi-Fiの速度が上がることもあります。

例えば、iPhoneであれば「iPhone11」や「iPhoneSE(第2世代)」以降のスマホが、Wi-Fi 6の最新規格に対応します。

出来るだけ新しいスマホやパソコンを使うことで、より快適にインターネットできます。

 

以上が、光回線が100Mbpsしか出ないときの対処法(機器の購入)です。

 

もり

LANケーブルやルーター、スマホを新しくすると通信速度が上がる事もあります。

出来る範囲で試してみてくださいね。

 

 

 

光回線が100Mbpsしか出ないときの対処法【契約の見直し】

 

光回線が100Mbpsしか出ないときは、契約の見直しをすることで改善するケースもあります。

 

 

【対処法1】大家さんに「光配線方式」の導入を依頼(マンション限定)

マンションでVDSL方式やLAN配線方式の人は、「光配線方式」へ変更することで通信速度が改善します。

VDSL方式やLAN配線方式の通信速度は最大100Mbpsですが、「光配線方式」なら最大1Gbpsだからです。

 

今のマンションは光配線方式が主流になりつつありますが、古いマンションはVDSL方式やLAN配線方式がまだ多いです。

「光配線方式」へ工事し直してもらえば、

 

ただし、個人でマンション全体の配線方式を変更することは出来ません。

必ず、マンションの大家さんや管理会社を通して、配線方式の変更をお願いしてください。

 

なお、実際に大家さんと交渉して「LAN配線方式」から「光配線方式」へ変更してもらった人もいます。

 

【対処法2】戸建で契約する(マンション限定)

マンションの人は、戸建てプランで契約するのも1つの方法です。

マンションでは1つの光回線を棟全体でシェアしますが、戸建ては1つの住戸で1つの光回線を引くからです。

 

つまり、マンションよりも戸建ての方が、通信速度が上がる可能性があります。

この場合も、大家さんや管理会社に許可を取った上で、戸建てを導入してください。

 

口コミでも、マンションに戸建ての光回線を契約した人がいました。

 

【対処法3】光回線(プロバイダ)を乗り換える

通信速度がどうしても改善しない場合は、光回線(プロバイダ)の乗り換えがおすすめです。

光回線によっては遅い事業者もあるので、乗り換える事で通信速度が改善することもあります。

 

特に、NURO光などの独自の光ケーブルを自社でもつ光回線が通信速度が速いです。

【おすすめの光回線】

 

NURO光はNTTのダークファイバーを利用した光回線で、独自の光ケーブルを使います。

また、口コミもとても良い光回線です。

 

一方で、提供エリアは日本全国ではないので、申し込み前にエリア確認してから手続きしてください。

 

【対処法4】光回線の10ギガへ切り替える

光回線の10ギガへ切り替える事で、通信速度が改善します。

光回線の10ギガは、最大通信速度が1ギガの10倍になり、実測でも3倍~5倍になるからです。

 

「10ギガへ切り替える事で料金が上がるかも?」と考える人もいますが、今は格安の光回線も人気です。

例えば、「GMOとくとくBB光10ギガ」なら、月額5,940円なので、大手の1ギガとほとんど変わらない料金です。

【光回線10ギガでもGMOとくとくBB光なら安い】

GMOとくとくBB光10ギガ

 

光回線の10ギガについてや、1ギガとのちがいは別の記事でも詳しくまとめました。

参考にしてくださいね。

 

 

以上が、光回線の回線やプロバイダが原因の時の対処法です。

 

もり

利用時間を変えてみて、それでも遅い場合は「光回線10ギガ」へ乗り換えてください。

\当サイト限定特設ページ/

GMOとくとくBB光10ギガの特設ページへ

<GMOとくとくBB光専用サイト>

 

 

 

光回線の100Mbpsはそもそも遅い?出来ることは?

 

光回線の100Mbpsはそもそも遅いか?どんな事が出来るか?調べました。

 

100Mbpsの通信速度で出来ることは?

インターネットを使ったサービスは、動画、Webアプリ、ゲームなどに関わらず、全てストレスなく利用できます。

各インターネットサービスの必要速度と、光回線の実測を比べました。

【光回線の100Mbpsで出来る事】

サービス 必要速度 判定
Webサイト閲覧 1Mbps
SNS(インスタなど) 10Mbps
YouTube(高画質) 5Mbps
YouTube(4K) 20Mbps
オンラインゲーム 30Mbps
インターネットテレビ 10Mbps
アプリのダウンロード 500MB相当

 

以上の通り、どのサービスでもストレスなく使えます。

また、通信速度も速いので、家族や複数台のスマホでの利用にも最適なインターネットです。

 

100Mbpsの通信速度で出来ない事は?

複数端末の利用や家族での同時利用では、遅く感じることもあります。

100Mbpsの通信速度であっても、複数端末や家族で同時利用すると、通信を端末間でシェアするからです。

 

また、マンションの人は夜などの混雑する時間帯に遅くなるかもしれません。

こちらも、マンションの住居者で通信をシェアするので、戸建てに比べて混雑しやすいです。

【光回線の100Mbpsの通信速度で出来ない事】

  • 複数端末の同時利用
  • 家族全員での利用
  • マンションの夜などの混雑する時間帯の通信

 

ただし、利用するコンテンツや人数によっても変わるので、一概に使え無いとは言い切れません。

 

以上が、光回線の100Mbpsで出来る事と出来ないことです。

 

もり

光回線の100Mbpsでも、通信に困ることはまず無いです。

ただし、同時利用などでインターネットを混雑させると、遅くなるかもしれません。

 

 

 

 

光回線は最大1Gbpsなのに、なぜ100Mbpsしか出ない?

 

光回線では「ベストエフォート型」の表記を採用しているからです。

ベストエフォート型の表記により、最大通信速度が1Gbpsでも100Mbpsしか出ない事はあります。

 

ベストエフォート型とは?

ベストエフォート型とは、通信速度を表す上での表現方法です。

あくまでも回線事業者が提示する最大限のスピードであり、最良の条件がそろわないと、その通信速度が出ないということです。

 

最大通信速度となるように最大限の努力する意味で使われる言葉が「ベストエフォート」です。

参考までに、ソフトバンク光の公式のQ&Aを抜粋しました。

Q:「ベストエフォート型のサービス」とはどういったものですか?

A:通信ネットワークあるいは通信サービスにおいて、一定の品質が保証されないサービス提供のありようを「ベストエフォート型のサービス」といいます。

※引用元:ソフトバンク公式Q&A

 

言い方を変えると、「最大限努力はします。ただし、保証はできません。」って事ですね。

 

最大速度の1Gbpsは出ないの?

結論を言うと、1Gbpsはほぼ出ないと考えても良いです。

これは、ソフトバンク光が使っている、フレッツ光の回線の仕組みによります。

 

フレッツ光の回線は、1本の1Gbpsの光回線を最大32人の利用者でシェアしています。

シェアの仕方は少しちがいますが、これは「マンションタイプ」でも「戸建てタイプ」でも同じです。

 

つまり、同じ時間に別の利用者が光回線を使っていると、1Gbpsの速度は出ません。

【フレッツ光の仕組み】

●マンションタイプ
・・・基地局からの1Gbpsの回線を、マンション内で最大32分割する。
ソフトバンク光とフレッツ光のマンションタイプの仕組み

●戸建てタイプ
・・・基地局で1Gbpsの回線を4分割し、さらに電柱で8分割する。(結果、32分割)
戸建ての光回線の仕組み

 

シェアしている利用者全員が使っていないケースは考えにくく、最大1Gbpsは基本的に出ないです。

以上が、光回線が1Gbpsでありながら、100Mbpsしか出ない理由の1つです。

 

もり

光回線は最大通信速度が1Gbpsのものが多いですが、「ベストエフォート型」により通常は1Gbpsでないです。

なので、100Mbpsになるケースも多くあります。

 

 

 

光回線が100Mbps以下ってどう?全12社の通信速度を比較!

 

光回線が100Mbps以下だと遅いです。

主な光回線12社の通信速度を平均した結果、実測は下りで386Mbpsでした。

 

少なくても200Mbps~300Mbpsくらいの通信速度なので、何かしらの原因がある可能性が高いです。

比較結果は以下の通りです。

【光回線12社の通信速度を比較】

順位 光回線
(特典あり)
通信速度(実測/Mbps) 提供エリア
下り平均 上り平均
全12社の平均 386 364
1位
eo光
712 593 関西エリアのみ
2位
コミュファ光
622 583 東海エリアのみ
3位
NURO光
580 553 全国21都道府県
4位
auひかり
525 499 東海、関西以外
5位 enひかり1
enひかり
346 344 日本全国
6位
ソフトバンク光
312 286 日本全国
7位
ドコモ光
275 263 日本全国
8位
GMOとくとくBB光
272 302 日本全国
9位
フレッツ光
272 232 日本全国
10位
ビッグローブ光
263 246 日本全国
11位
楽天ひかり
230 225 日本全国
12位
@nifty光
223 244 日本全国

※引用元:みんなのネット回線速度

 

以上が光回線ごとの通信速度のイメージです。

 

もり

光回線が100Mbpsしか出ない人は、何かしらの原因があります。

当記事の内容を参考に、原因のチェックをしてくださいね。

 

 

 

光回線が100Mbps以下で遅い!高速通信ができる乗り換え先は?

 

光回線が100Mbps以下で遅いときは、光回線の乗り換えで解決するケースもあります。

高速通信が出来る、おすすめの乗り換え先を5つまとめました。

 

【NURO光】最大2Gbpsが魅力!独自の光ケーブルで安定して速い

光回線 NURO光
月額料金 戸建て:5,200円
マンション:2090~2750円
通信速度 下り:580Mbps
上り:553Mbps
初期費用 3,300円のみ
(工事費無料)
キャンペーン キャッシュバック(戸建て):45,000円
キャッシュバック(マンション):25,000円
他社違約金の還元
特設ページ
(限定特典あり)
チェック

 

NURO光は高速通信におすすめの光回線No1です。

独自の光ケーブルで安定して速い通信ができる上に、最大通信速度は2Gbpsと一般的な光回線(1Gbps)の2倍になります。

 

実際の通信速度も下りで580Mbps、上りで553Mbpsととても速いです。

なので、動画やアプリだけで無く、家族全員での利用や複数端末の同時利用にも強いです。

 

また、NURO光はオンラインゲームにも人気の光回線です。

なので、格闘ゲームやFPSゲームなど、こだわりたい人向けの光回線でもあります。

 

NURO光の時間帯別の通信速度も調べました。

結果、夜の時間帯でも下りで500Mbps以上の速度が確保できています。

【NURO光の時間帯別の通信速度】

時間帯 下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
614 578 12
655 605 11
夕方 640 578 12
565 553 12
深夜 661 611 11

 

注意点は、NURO光の提供エリアは狭く、21都道府県に限られる事です。

【NURO光の提供エリア】

  • 【北海道エリア】 北海道
  • 【東北エリア】 宮城県(※10Gのみ)
  • 【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
  • 【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
  • 【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
  • 【中国エリア】 広島県、岡山県
  • 【九州エリア】 福岡県、佐賀県

 

しかし、提供エリア内ならまずおすすめしたい光回線がNURO光です。

 

もり

NURO光の限定キャッシュバックは以下のリンクからです。

提供エリアのチェックも同時に出来ます。

\こちらのサイトをチェック!/

NURO光の特設ページへ

NURO光 for マンションへ

<特典専用のサイト>

 

 

【コミュファ光】東海エリアで圧倒的な速度!長野県にもおすすめ

光回線 コミュファ光
月額料金 戸建て:5,720円
マンション:4,620円 
通信速度 下り:622Mbps
上り:583Mbps
初期費用 3,300円のみ
(工事費無料)
キャンペーン キャッシュバック:30,000円
月額料金の割引
他社違約金の還元
特設ページ
(限定特典あり)
チェック

 

コミュファ光は東海エリアで圧倒的な通信速度がある光回線です。

また、東海エリア以外に、長野県もエリア内になります。

 

コミュファ光は最大1Gbpsの通信が出来て、実測でも下りで622Mbps、上りで583Mbpsととても速いです。

なので、東海エリア、長野県で最速の光回線を探す人は、コミュファ光がおすすめです。

 

コミュファ光の時間帯別の通信速度では、夜でも600Mbpsととても速い速度でした。

【コミュファ光の時間帯別の通信速度】

時間帯 下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
614 587 17
562 533 16
夕方 656 661 15
600 590 15
深夜 751 686 14

 

また、インターネット回線の顧客満足度ランキングでも、コミュファ光は東海エリアで2位と高評価です。

実際の速度だけで無く、評判もいいのがコミュファ光です。

 

もり

コミュファ光の限定キャッシュバックは以下のリンクからです。

月額料金や工事費無料もとてもお得ですよ。

\こちらのサイトをチェック!/

コミュファ光の特設ページへ

<コミュファ光の専用サイト>

 

もり

コミュファ光にはキャッシュバック窓口が複数ありますが、ご紹介するサイトが一番お得です。

詳しい代理店の比較は、以下の記事でまとめました。

 

 

【eo光】関西エリアの速度No1!近畿地方の人に一番おすすめ

光回線 eo光
月額料金 戸建て:5,720円
マンション:4,620円 
通信速度 下り:712Mbps
上り:593Mbps
初期費用 3,300円のみ
(工事費無料)
キャンペーン キャッシュバック:10,000円
月額料金の割引
他社違約金の還元
特設ページ
(限定特典あり)
チェック

 

eo光は関西エリアで通信速度No1で、近畿地方の人におすすめの光回線です。

当記事で比較した全12社の中でも通信速度が最速の光回線だからです。

 

下りの平均が712Mbpsととても速く、夜の時間帯でも600Mbps以上で安定しています。

なので、仕事が終わってからゆっくり映画や動画を見たい人、家族で別々にインターネットしたい人にも最適です。

【eo光の時間帯別の通信速度】

時間帯 下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
741 652 14
645 566 15
夕方 660 590 15
625 585 15
深夜 1,152 736 14

 

なお、eo光は関西エリアで顧客満足度No1の光回線です。

なので、近畿地方に在住の人は、ぜひeo光を選んでください。

 

もり

eo光は以下の「eo光公式キャンペーン窓口」から手続きしてください。

とてもお得ですよ。

\こちらのサイトをチェック!/

eo光の特設ページへ

<eo光の専用サイト>

 

もり

eo光のキャンペーン比較やキャッシュバック情報、店舗情報は以下の記事でまとめました。

参考にしてください。

 

 

【auひかり】東海、関西、沖縄エリア以外で高速通信!下りは500Mbps超え

 

光回線 auひかり
月額料金 戸建て:5,610円
マンション:4,180円
通信速度 下り:525Mbps
上り:499Mbps
初期費用 3,300円のみ
(工事費無料)
キャンペーン キャッシュバック:77,000円
違約金負担(最大3万円)
上乗せキャッシュバック
特設ページ
(限定特典あり)
チェック

 

auひかりは、東海、関西、沖縄エリア以外の人におすすめの光回線です。

下り速度は500Mbps以上で、他の光回線よりもとても速い通信が出来るからです。

 

なお、auひかりはKDDIの独自の光ケーブルを使った光回線でもあります。

なので、他の光回線の利用状況に左右されず、安定した通信になります。

 

auひかりの時間帯別の通信速度では、夜でも400Mbps以上の通信速度でした。

【auひかりの時間帯別の通信速度】

時間帯 下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
652 559 15
547 519 15
夕方 493 494 15
464 493 16
深夜 735 591 14

 

なお、auひかりは東海エリア、関西エリア、沖縄エリアは提供エリア外です。

この場合は、コミュファ光、eo光、auひかりちゅらを選んでください。

 

もり

auひかりのキャッシュバック窓口は多いですが、「NNコミュニケーションズ×auひかり」が一番おすすめです。

以下リンクからの手続きが一番お得です。

\こちらのサイトをチェック!/

auひかりの特設ページへ

<auひかりの専用サイト>

 

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auひかりのキャッシュバック比較やキャンペーン一覧は以下の記事でまとめました。参考にしてください。

 

 

【enひかり】提供エリアは日本全国!下り346Mbpsで高速通信

enひかりのイメージ画像 

光回線 enひかり
月額料金 戸建て:4818円
マンション:3718円 
通信速度 下り:346Mbps
上り:344Mbps
初期費用 新規:19,800円(工事費含む)
転用/事業者変更:2,200円
キャンペーン
特設ページ
(限定特典あり)
チェック

※v6プラスのオプション込みの料金

 

enひかりは日本全国が提供エリアの光回線です。

 

NURO光やauひかりは地域が限られますが、enひかりは日本全国が提供エリアの光回線で最速になります。

なので、どの地域にお住まいの人でも、enひかりはおすすめの光回線です。

 

enひかりの時間帯別の通信速度を調べた結果、夜でも300Mbps以上で安定して速かったです。

【enひかりの時間帯別の通信速度】

時間帯 下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
517 447 18
568 559 19
夕方 396 452 16
338 400 18
深夜 483 430 14

 

なお、enひかりは月額料金が業界最安級の光回線でもあります。

なので、通信費を節約したい人にもおすすめです。

 

もり

enひかりは公式の「enひかり特設ページ」からのみ申し込みが出来ます。

以下のリンクから手続きしてくださいね。

\こちらのサイトをチェック!/

enひかり特設ページへ

<enひかりの専用サイト>

 

もり

enひかりのキャッシュバックや新規工事費無料を調べた結果は以下の記事でまとめました。

参考にしてください。

 

 

 

 

【まとめ】光回線が100Mbpsしか出ない時の原因と対処法

 

まとめです。

この記事では、光回線が光回線が100Mbpsしか出ない時の原因と対処法をご紹介しました。

改めてポイントを整理しておきます。

この記事のまとめ

  • 光回線が100Mbpsしか出ない!遅い原因や理由は?
    【理由1】LANケーブルに「CAT 5(カテゴリ5)」を使用
    【理由2】Wi-Fiルーターからスマホやパソコンが遠い
    【理由3】「IPv4(PPPoE)」でインターネットに接続
    【理由4】Wi-Fiルーターの周波数を「2.4GHz」で利用
    【理由5】Wi-Fiルーターの周波数を「5GHz」で利用
    【理由6】配線方式が「VDSL方式」か「LAN配線方式」
    【理由7】スマホやパソコンなどのインターネット機器が古い
    【理由8】光回線の「開通直後(工事後すぐ)」である
    【理由9】光回線(プロバイダ)そのものが遅い
  • 光回線が100Mbpsしか出ないときの対処法【すぐ出来る事】
    【対処法1】Wi-Fiの周波数帯を切り替える(2.4GHz⇔5GHz)
    【対処法2】Wi-Fiルーターをパソコンやスマホの近くへ配置
    【対処法3】開通工事からしばらく待って再度つなぐ
    【対処法4】プロバイダのIPv6へ申し込む
  • 光回線が100Mbpsしか出ないときの対処法【機器の購入必要】
    【対処法1】CAT6A以上のLANケーブルを購入する
    【対処法2】IPv6対応/Wi-Fi 6対応のルーターを購入する
    【対処法3】中継器またはメッシュWi-Fiを増設する
    【対処法4】スマホやパソコンを新しいものにする
  • 光回線が100Mbpsしか出ないときの対処法【契約の見直し】
    【対処法1】大家さんに「光配線方式」の導入を依頼(マンション限定)
    【対処法2】戸建で契約する(マンション限定)
    【対処法3】光回線(プロバイダ)を乗り換える

 

以上です。

 

もり

なお、これから光回線を申し込む人は、特設ページから限定キャッシュバックを受け取ってくださいね。

光回線ごとのお得な申込み窓口は、以下の記事でまとめました。

 

 

  • この記事を書いた人

もり@元社畜エンジニア

2005年からエンジニアとして13年間、家電メーカーに勤務しました。 2018年からは個人事業主として独立し、光回線のサイトを立ち上げて運営しています。
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光回線には「お得なキャッシュバック窓口」あり!
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